概要
WordPressでカスタム投稿タイプとカスタムタクソノミーを同時に登録する方法について解説します。
ユースケース
WordPressの標準的な投稿やページ以外に、独自のカスタム投稿タイプとそれに関連するカスタムタクソノミーを登録したい場合にこのスニペットが必要です。
前提条件
このコードスニペットを利用するには、functions.phpファイルやカスタムプラグイン内で適切にコードを追加する必要があります。
サンプルコード
function custom_post_type_taxonomy() {
register_post_type('books', array(
'label' => 'Books',
'public' => true,
'supports' => array('title', 'editor', 'thumbnail'),
));
register_taxonomy('genre', 'books', array(
'label' => 'Genre',
'hierarchical' => true,
));
}
add_action('init', 'custom_post_type_taxonomy');
解説
- `register_post_type`関数を使用して、カスタム投稿タイプ"books"を登録します。引数としてラベルや表示設定、サポートする機能などを指定します。
- `register_taxonomy`関数を使用して、カスタムタクソノミー"genre"を"books"投稿タイプに関連付けて登録します。ラベルや階層構造の設定などを指定できます。
- `add_action`関数を使用して、WordPressの初期化時に`custom_post_type_taxonomy`関数を呼び出すように設定します。
ベストプラクティス
- カスタム投稿タイプやタクソノミーを追加する際は、他のプラグインやテーマとの競合を避けるために一意な識別子を使用することが重要です。
- カスタム投稿タイプやタクソノミーの登録後には、パーマリンクの再設定を行うことで正しくリライトルールが適用されることを確認しましょう。